名古屋で不動産売却・不動産買取・土地売却なら株式会社ツインヴィレッジ名古屋

• 不動産物件の収益性に基づいて評価する「収益還元法」
• 再度物件を取得する場合に必要となる価格を求める「原価法」
• 同じような条件の物件と比較して相場を算定する「取引事例比較法」

不動産の査定について

不動産査定は売却価格を決定するために実施されるものです。不動産鑑定には国土交通省が設定しているルールがありますが、不動産査定にはそのような基準は設けられていません。なぜなら、不動産査定は主観的な基準も入ってくるからです。個人や企業の事情などを加味して価格を決定します。

当然ながら不動産買取には一定の不動産マーケットの価格が存在します。ただし、必ずしも市場価格に則っているわけではありません。不動産売買の時期やタイミング、売主側・買主側の都合、交渉の状況などによって価格は変動します。つまり、不動産査定額は不動産の売買価格や売り出し価格の参考価格といえます。

不動産査定を行う際に資格は必要ありません。不動産会社の運営には宅地建物取引士の有資格者が一定数以上所属している必要があります。しかし、不動産査定は宅地建物取引士が行わなければならないというわけではなく、誰でもできるのです。

不動産の鑑定について

一方の不動産鑑定は、国家資格である不動産鑑定士が不動産の適正価格を算定することです。不動産鑑定は国土交通省が定めている「不動産鑑定評価基準」というルールに基づいて行われます。そのため、不動産鑑定士以外は実施することができません。鑑定後は不動産鑑定評価書を受け取れます。

また、鑑定評価基準に基づいていることから、価格算定の手順も非常に厳格になっています。高い専門性を持った不動産鑑定士が対応するため、直感で自由に価格を提示するようなことはしません。したがって、不動産の鑑定評価には相応の時間や費用が必要になるのです。

査定と鑑定は異なるもの！

不動産査定は誰でも行うことが可能です。基本的に無料で実施しているものの、有料の場合もあります。その場合は不動産によって価格が変わります。

一方の不動産鑑定は評価基準に基づくため、鑑定額に違いはありません。また、不動産鑑定士が所属している不動産鑑定事務所と不動産会社も違います。不動産鑑定事務所は不動産鑑定を専業として行っており、不動産の買取・仲介などを行う不動産会社とは業務内容が異なっているためご注意ください。