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売ることのメリット・デメリット

賃貸で生じる手間や面倒を避けたい場合は売却がおすすめです。買い手を探す仲介や不動産業者による買取といった方法があります。家を手放すことになるものの、まとまったお金が手に入ります。不動産の所有権も他者へ渡るため、固定資産税の支払いや管理の必要もありません。ただし、売却時に利益が出た場合は「譲渡所得」と見なされて所得税が課税されます。

空き家の築年数や状態、周辺環境などによってはほとんど値段がつかない、あるいは買い手がなかなか見つからないといった懸念もあります。空き家の築年数が古くて建物の価値が低い場合はリフォームして売却するよりも、更地にして土地だけ売却したほうがいいケースもあるのです。

貸すことのメリット・デメリット

空き家の活用方法として賃貸もポピュラーな方法です。借主が見つかれば毎月賃料を得られます。駅前など立地がいい場所であれば、入居希望者が途切れる心配も少ないでしょう。物件を所有している状態のため、住みたくなったときに利用することも可能です。

しかし、賃貸住宅として活用する場合、事前にメンテナンス費用やリフォーム費用がかかります。また、オーナーと入居者、あるいは入居者と近隣住民とのトラブル対策なども必要です。税金面でも継続的な負担が生じます。主な税金は固定資産税で、家賃収入が一定以上になると所得税も課税されます。

ローン残債のある家は任意売却も選択肢の一つ

ローンが残っている家は原則ローンを完済してから所有者を変更します。売却代金でローンを完済するのが一般的です。「それでも賄いきれない」「相続した物件でローン名義が自分ではない」といった場合は任意売却という方法があります。

任意売却は不動産業者が住宅ローンを利用している金融機関と交渉し、競売よりも有利な条件で売却する方法です。例えば、「空き家を相続したが、まだその家に住宅ローン残債がある」といった場合に有効な方法となります。

住宅ローンを滞納すると債権者によって家が差し押さえられ、競売にかけられてしまいます。その場合、売却価格は市場の7割程度となってしまいます。
一般的な売買はローンを完済しないと行えないため、確実かつ早期に売却するなら任意売却を検討するのもよいでしょう。

株式会社ツインヴィレッジ名古屋では、不動産買取や仲介はもちろん、任意売却などにも対応しております。空き家に関することでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。