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買い替えの流れ

買い替えにあたり、旧居の売却と新居を購入する流れに分けて考えます。

売却の手順

1. 物件査定
2. 媒介契約
3. 販売活動
4. 購入者決定
5. 売買契約
6. 引き渡し

売却にあたって契約前に査定を行い、おおまかな金額を設定します。しかし、必ずしも設定金額どおりに売れるとは限りません。実際に販売活動を始めたもののなかなか売れず、結果として価格を下げてしまうケースもあります。目安価格をもとに新居を契約してしまうと、売れなかった場合に資金繰りが難しくなってしまうのです。

購入の手順

1. 物件探し
2. 候補選定
3. 内見
4. 購入手続き
5. 手付金支払い
6. ローン申請
7. 契約
8. 残金支払い
9. 引き渡し

物件を探し内見でよいと思ったら、手付金を支払います。そのうえでローンを申請し審査に通ったら契約完了です。新居を探し始めた段階で、手付金を支払える金額が手元にあることがポイントです。手付金の目安は購入価格の5％～10％ほどで、上限は20％に定められています。

売り先行と買い先行の違い

売り先行

売却を先に進めることで、旧居の物件価格を正しく把握したうえで新居を探せます。旧居の売却手続きがすべて完了し資金も用意できるため、安心して新居を契約できます。一方で、旧居から退去した時点では新居は見つかっていないため、いったん仮住まいに引っ越す必要があります。2回の引っ越し費用と新居が見つかるまでの家賃が必要です。

買い先行

先に新居を探すため、旧居の退去期日が迫っているといった期限がありません。妥協せずにこだわりの条件が揃っている物件を探せます。また、契約が完了した段階で入居できるので仮住まいに移る必要がなく、引っ越しの手間や家賃がかかりません。

ただし、新居購入時に新たにローンを組む必要があります。旧居の売却が完了していないので、ローンを利用すると重複してしまいます。一般的な住宅ローンは通りにくく、少し審査が厳しくなる住み替えローンなどを利用することになります。また、住宅ローンが通ったとしても2つのローン支払いが発生するため、出費は家賃に近いです。

同時進行も選択肢

旧居の売却を進めつつ、新居も同じタイミングで探す方法です。理想的な方法といわれるものの、タイミングよく見つかるわけではないので、ほとんどが売り先行または買い先行で進めることになります。ある程度同時に進めながら若干売り先行で進めるとローンの重複がなくなり、仮住まいでの生活期間も短くなるため、出費を節約できます。

早めに買い替えを進めたい場合は不動産会社による買取という選択肢もあります。買取をご検討の際は株式会社ツインヴィレッジ名古屋までご連絡ください。